社会学関係、古本出張買取しました。(杉並区)
社会学関係、古本出張買取しました。(杉並区)
2016年4月26日
社会学関係、古本出張買取しました。
ご依頼いただきありがとうございました。
4月に入りまして古本買取の依頼が、(3月は、ほぼ毎日出張しておりました)少し落ち着いてまいりました。例年通りでいきますと今度は5月の連休中にご整理される方の依頼が増えてまいります。ゴールデンウイーク中に古書の整理をお考えの方は、お早めにご依頼頂きますとご希望の日程に沿えると思います。
以前お伺いしたお客様から「何軒か古本屋に電話して断られた」というお話を聞きました。理由は古いからだと。「”古本”屋なのにおかしな話ですね」と笑っておっしゃられていました。確かに一般書、学術書を問わず発行年度が新しい本のほうが、古書として販売できる率が高いのは事実です。古書店はお客様からの買取(買い切り)のため、新刊書店のように売れなかったからと返品はききませんので、リスクの少ない「新しい本」しか買取しないことは商売としてうなずける部分もございます。しかし、この価値付けの古本屋ばかりになり、古いからという理由だけで本の廃棄が進みますと、長い目で見れば「古いもの」をあつかう当店のような店が商材を失うこととなります。当店では、和本、明治・大正期の本や雑誌、どなたかが研究に使った学術書の古い本が大量にあるというご依頼には積極的にお伺いするようにしておりますので、ご整理の際にはご連絡いただければ幸いです。刊行年度ではなく、「今でも必要としている人がいる」ものを選別し価値付けさせていただきます。